皆様にファンダメンタルズ分析とテクニカル分析について知っていただけたところで、続いては「実際どのような人がファンダメンタルズ分析に向いているのか?」と言うお話をさせていただきたいと思います。
スピードマスターシリーズ 株式売買で勝つための 移動平均線の読み方
人気シリーズ「スピードマスター」から移動平均線の解説書が登場です!
移動平均線は,株価チャートをチェックするうえでも重要なテクニカル分析の指標のひとつですが,基本がわからないとどこを見ればよいかもわかりづらいです。
そこで本書では,移動平均線に焦点を当てて,移動平均線の仕組みや見るべきポイント,パラメーターの設定のコツ,実践的な株式取引での役立て方などを丁寧に解説していきます。テクニカル分析の基本にして王道である移動平均線を理解し,エントリーのタイミングを見極めましょう!
こんな方におすすめ
- 株価チャートの読み方やテクニカル分析の基礎を学びたい株式投資初心者
本書のサンプル
1章 移動平均線って何?
- 01 チャート画面にある基本的な要素を知る
- 02 テクニカル分析で何がわかるのか
- 03 チャートはすべての要因を含んで動いている
- 04 移動平均線の強みはシンプルさと有用性
- 05 相場の心理を反映する移動平均線
- 06 移動平均線でわかる現在の価格の傾向
- 07 移動平均線でわかる今後のトレンド
- 08 移動平均線の具体的なしくみを知る
- 09 テクニカル指標で「勝てる場所」を探る
- Column 1 ローソク足は日本発祥
2章 移動平均線の基本的な使い方
- 01 移動平均線を使うメリットを知る
- 02 テクニカル指標の読み方 ローソク足の基本をおさらいする
- 03 ローソク足の予想を補完する
- 04 ローソク足と併せてトレンドの確認に使う
- 05 買い手と売り手の力関係を知る
- 06 ほかのテクニカルで補完して精度を高める
- 07 テクニカル指標に頼りすぎない
- Column 2 酒田五法はローソク足のパターン
3章 効果的なパラメーターの設定の方法
- 01 移動平均線にはいろいろな種類がある
- 02 単純移動平均線を効果的に使う
- 03 移動平均線のN期間は25日がベスト
- 04 5日,25日,200日など各指標の特徴を知る
- 05 短期・中期・長期の3本を同時に使う テクニカル指標の読み方
- 06 表示する時間軸でパラメーターを変える
- 07 チャートソフトの設定を変更する
- Column 3 DMAは「ずらした」移動平均線
4章 移動平均線から掴む売買のポイント
- 01 序盤と終盤は値動きが定まりづらい
- 02 トレンドの中盤は利益を出しやすい
- 03 エントリーのタイミングの見極め方
- 04 移動平均線から知るチャートの注目ポイント
- 05 ローソク足と移動平均線の位置関係を見る
- 06 トレンドが継続するかを見極める
- 07 手を出すべき相場を見極める
- 08 グランビルの法則で売買のポイントを知る
- 09 上昇トレンドへの転換は新規の買いを狙う
- 10 上昇トレンド中の押し目買いを狙う
- 11 上昇トレンド中の押し目買い増し
- 12 上昇トレンド調整後の短期の買いを狙う
- 13 4つの売りパターンを把握する
- 14 実際のチャートで見るグランビルの法則
- 15 反対側の視点も踏まえて分析する
- 16 複数の移動平均線とグランビルの法則を使う
- 17 パーフェクトオーダーとの合わせ技を使う
- 18 GCとDCをチャート分析に用いる
- Column 4 銘柄ごとにパラメーターを変える
5章 実践的な移動平均線の応用方法
- 01 テクニカル指標の読み方 買いの例① トレンドの序盤
- 02 買いの例② トレンドの中盤
- 03 買いの例③ トレンドの終盤
- 04 買いの例④ 移動平均線を変更
- 05 テクニカル指標の読み方 売りの例① トレンドに乗る
- 06 売りの例② 3本のSMAを使う
- 07 移動平均線で今後のシナリオを想定
- 08 オシレーター系RSIと移動平均線を使う
- 09 ボリンジャーバンドと移動平均線を使う
- 10 MACDと移動平均線を使う
- 11 多くの人が注目するポイントを見る
著者プロフィール
和島英樹(わじまひでき)
監修者
経済ジャーナリスト
1985年,日本勧業角丸証券(現みずほ証券)に入社。1988年,株式新聞社に入社。企業へのトップインタービューやマーケット取材などを担当。2000年にラジオNIKKEIに入社。東証記者クラブキャップ,解説委員などを歴任。企業トップへの取材は延べ1000社以上。2020年6月に独立。
現在のレギュラー番組は「マーケット・プレス」(ラジオNIKKEI),「デイリー・フォーカス」(日経CNBC),ストックボイス(MXテレビ),「和島英樹のウィークエンド・ストック(週末株)!」(有料コンテンツ)。
四季報オンライン(東洋経済新報社),週刊エコノミスト(毎日新聞出版),日経マネー(日経BP),かぶたんなど寄稿多数。
国際認定テクニカルアナリスト(CFTe),日本テクニカルアナリスト協会評議委員としても活躍している。
テクニカル指標の読み方
◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。→ 「試し読みサービス」へ
■目次
Prolouge テクニカル指標の読み方 テクニカル分析でFXを攻略しよう
第1章 ローソク足チャートの基本
第2章 トレンドとパターンを極める
第3章 トレンド系テクニカル指標の読み方と使い方
第4章 オシレータ系テクニカル指標の読み方と使い方
第5章 値幅予測に使うテクニカル指標
第6章 テクニカル指標などを組み合わせる
Appendix メタトレーダーを使ってみよう
【本書で解説する主なテクニカル指標】
ローソク足
トレンドライン
チャートパターン
移動平均線
グランビルの法則
平均足
ボリンジャーバンド
パラボリック
一目均衡表
ポイントアンドフィギュア
乖離率
RSI
MACD
ストキャスティクス
CCI
DMI
ダイバージェンス
モメンタム
RCI テクニカル指標の読み方
DeMarker
フィボナッチ数
エリオット波動
フィボナッチ・リトレースメント
フィボナッチ・エクスパンション
フィボナッチ・ファン
ピボット
フィボナッチ・ピボット
ATR
1969年兵庫県伊丹市生まれ。神戸大学工学部電子工学科を卒業後、パッケージソフトメーカーの開発職を経て、
現在はマネーおよびパソコン関係の執筆活動のほか、ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者)としても活動している。
個人投資家としては、早くからパソコンとデータを駆使した株式投資を実践している。
【最近の投資・マネー関連の著書】
「実践相場で勝つ! 株価チャート攻略ガイド」「株初心者も資産が増やせる高配当株投資」「新興市場・2部銘柄で儲ける株」「個人投資家でも儲ける低位株投資」」「Excelでできるらくらく統計解析」(以上、自由国民社)、「プロが教える! 金融商品の数値・計算メカニズム」(近代セールス社)、「Excelで学ぶ会計と税務」(オーム社)など。
Prolouge テクニカル分析でFXを攻略しよう
第1章 ローソク足チャートの基本
第2章 トレンドとパターンを極める
第3章 トレンド系テクニカル指標の読み方と使い方
第4章 オシレータ系テクニカル指標の読み方と使い方
第5章 値幅予測に使うテクニカル指標
第6章 テクニカル指標などを組み合わせる テクニカル指標の読み方
Appendix メタトレーダーを使ってみよう
FXのチャートの見方
RSIとは「Relative Strength Index」の頭文字をとった略語。日本語にすると、相対力指数と言われるものになります。RSIは一定期間における価格の変動幅から、相場の買われ過ぎ・売られ過ぎをパーセンテージで表したテクニカル指標。オシレーター系の代表的な逆張り指標です。
RSIは0%から100%の数字で表され、目安はRSIが70%~80%を超えると買われ過ぎ、反対に20%~30%を割り込むと売られ過ぎと言われています。
ストキャスティクス
監修者プロフィール
PERとは?
ROEとは?
利回りとは?
NISAとは?
注目のキーワード
人気記事ランキング
キャンペーン
LINE証券の公式SNS
当社でのお取引にあたっては、各商品毎に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
金融商品のお取引においては、株価の変動、為替その他の指標の変動等により損失が生じるおそれがあります。 テクニカル指標の読み方
また、商品等の種類により、その損失の額が保証金等の額を上回るおそれがあります。
上記の手数料等およびリスク・ご注意事項についての詳細はこちらをよくお読みください。
お取引に際しては、契約締結前交付書面および目論見書等の内容をよくお読みください。
当社は日本国内にお住まいのお客様を対象にサービスを提供しています。
FX取引(店頭外国為替証拠金取引)は、一定の証拠金を当社に担保として差し入れ、外国通貨の売買を行う取引です。
多額の利益が得られることもある反面、多額の損失を被る危険を伴う取引です。預託した証拠金に比べて大きな金額の取引が可能なため、金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として損失が生じ、その損失の額が預託した証拠金の額を上回るおそれがあります。
取引手数料は0円です。ただし、当社が提示する通貨の価格の売値と買値の間には差額(スプレッド)があります。
注文の際には、各通貨ペアとも取引金額に対して4%以上(レバレッジ25倍)の証拠金が必要になります。当社でお取引を行うに際しては、 「店頭外国為替証拠金取引の取引説明書」等をよくお読みいただき、取引内容や仕組み、リスク等を十分にご理解いただき、ご自身の判断にてお取引ください。
CFD取引は預託した証拠金に比べて大きな金額の取引が可能なため、原資産である株式・ETF・ETN・株価指数・その他の指数・商品現物・商品先物、為替、各国の情勢・金融政策、経済指標等の変動により、差し入れた証拠金以上の損失が生じるおそれがあります。
取引金額に対して、商品CFDは5%以上、指数CFDは10%以上、株式CFD・バラエティCFDは20%以上の証拠金が必要となります。
取引手数料は無料です。手数料以外に金利調整額・配当調整額・価格調整額が発生する場合があります。
当社が提示する価格の売値と買値の間には差額(スプレッド)があります。相場急変時等にスプレッドが拡大し、意図した取引ができない可能性があります。
原資産が先物のCFDには取引期限があります。その他の銘柄でも取引期限を設定する場合があります。 テクニカル指標の読み方
当社の企業情報は、当社HP及び日本商品先物取引協会のHPで開示されています。
LINE証券株式会社/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3144号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会
投資用語の読み方は完璧 ? 「月足チャート」「逆日歩」「見せ玉・建玉」など12選
「たいしゃくばいりつ」と読む。信用取引における買いと売りの比率を表し、「買い建て株数÷売り建て株数」で算出される。買い建てが多いと1倍を超え、売り建てが多いと1倍を割り込む。したがって一般的には株価が上昇するときは信用買いが増えるため貸借倍率が上昇する。しかし、あまりにも倍率が大きい場合、将来の売り圧力になる可能性がある点には注意しておきたい。また、売り残 (うりざん:空売りとも呼ばれる) が増えて貸借倍率が1を割り込むようだと、品不足になり逆日歩がつく可能性があるので売り建てる場合には注意が必要だ。
「おいしょう」と読む。「ついしょう」ではない。信用取引をする上で登場する投資用語。信用取引では、委託保証金 (担保) を差し入れる必要があり、通常、最低保証金率は30%で最低保証金額が30万円だ。つまり30万円の担保を入れることで、約100万円まで信用取引で株式投資が出来るわけだ。信用の買い建てで値下がりした場合、売り建てで値上がりした場合の含み損、もしくは担保として入れた有価証券の値下がりで、保証金率が最低の維持率を下回ると、決められた期日までに追加の担保を預入れる必要がある。この追加の担保が追証だ。
(6) 一目均衡表
「はかぶ」と読む。「たんかぶ」ではない。株式投資では最低投資単位 (1単元) が決まっており、1単元100株が一般的である。ただ株式分割や企業合併などで1単元に満たない保有株が出ることがあり、その株を端株という。端株は取引所では商いが出来ないため、発行会社に買い取り請求を出して売却するか、買い増し請求で単元株にして市場で売却する必要がある。証券会社によっては端株の取引を受けてくれる会社もあるようだ。
「よびね」と読む。「よぶね」ではない。株式の売買で最小の値幅を呼び値という。たとえば3,000円以下の株なら1円単位、3,001円から5,000円までは5円単位、5,001円から10,000円までは10円などと決められている。なおTOPIX 100の構成銘柄については、1,000円以下で0.1円など、さらに呼び値が細かく決められている。例えば、大和証券グループ本社 の2019年7月末の終値は471.5円であり、小数点以下があるのはそのためだ。
(9) VWAP
ここからは読み間違いというよりも読み方に迷う投資用語だ。「ブイワップ」とよむ。売買が成立した値段と株数を加重平均した価格をVWAP (出来高加重平均) という。機関投資家を中心に利用されており、その日の引け値よりも一日のVWAPを執行価格の目安として使うことが多い。株価動向や売買タイミングを計る必要がなく、大量の株式を一度に市場で売買する場合と比べて、株価に与える影響を緩和することができるなどのメリットがある。
(10) MACD
(11) EBITDA
「イービットダー / イービットディーエー」と読む。業績などのファンダメンタルズ分析に使われる数値で、「EBITDA=税引き前当期利益+支払利息-受取利息+減価償却費」 (または、「EBITDA=営業利益+減価償却費」) の計算式で表すことができる。
テクニカル指標の読み方
FXを始めるに当たってFX初心者とは言え1人の相場師になった訳ですから、相場を分析してから取引を行う必要があります。
でも、いきなり「相場分析をしろ!」と言われてもどうやって予想して良いのか全く分かりませんよね?そこでここでは、初心者のために大きく分けて2つの相場分析の方法についての解説と、『性格による向き不向き』のお話をさせて頂きます。
もし宜しければ、今回も最後までお付き合い頂けましたら幸いです。
そもそも相場の分析方法とは?
さてFX初心者の皆様にとって、「相場の分析方法は大きく分けて2つあるよ?」と言われてもあまりピンと来ませんよね? そこでまずは皆様に『ファンダメンタルズ分析』と『テクニカル分析』という言葉について覚えていただきたいと思います。 どちらも中級トレーダーを目指す上で非常に重要な為替用語になってきますので、以下をご覧ください。
ファンダメンタルズ分析とは?
テクニカル分析とは?
ファンダメンタルズ分析は文系?
皆様にファンダメンタルズ分析とテクニカル分析について知っていただけたところで、続いては「実際どのような人がファンダメンタルズ分析に向いているのか?」と言うお話をさせていただきたいと思います。
初心者にはハードルが高い?
ファンダメンタルズ分析の流れ
東日本大震災時の相場
まず、ファンダメンタルズ分析では、必ず過去の比較対象となる出来事が必要になるのですが、日本における地震などの災害として比較対象となる直近の過去の出来事として、やはり『東日本大震災』を頭に浮かべて、「震災当時の相場の動きと現在の相場と比較してどのような差が生まれているのか?(または同じなのか?)」を分析していくことになります。
そこで「東日本大震災の時の相場がどうだったか?」と言いますと、東日本大震災時の相場は『米ドル円相場は震災直後から円高方向へ向かって行った』と言うのが模範回答になります。
東日本大震災時のファンダメンタルズ分析
実は、この円安方向への動きにはファンダメンタルズ的な伏線があり、それは東日本大震災の17日前に起きた『ニュージーランドのクライストチャーチ地震の相場』が元になっていたりします。
クライストチャーチの地震では、地震の発生地となったニュージーランドの通貨である『ニュージーランドドル』は他の通貨に対して一気に売られることになり、その動きは一方的な『ニュージーランド安』となりました。
その記憶が新しいトレーダーたちは、東日本大震災が発生したとのニュースを受けてニュージーランドと同じように、地震が発生した国の通貨、つまり『日本の円を売る動き』で対応しました。 テクニカル指標の読み方
しかしその後、ニュージーランドと日本では大きく環境や経済状況が違うため、やはり東日本大震災の比較対象になる過去の地震としては絶対に外すことができない、16年前に行われた『阪神淡路大震災での相場の動き』が投資家の頭をよぎるようになります。
阪神淡路大震災では一方的に円を買う動きが継続して、震災後に米ドルに対して史上最高値を更新する動きとなったのですが、その強いイメージを持った投資家達は円安方向(円売り方向)の動きはファンダメンタルズ的におかしいとして、円高方向(円買い方向)へとシフトすることになります。
結果、阪神大震災同様に震災後に東日本大震災時でも米ドルに対して史上最高値を更新する動きになりました。
つまり、次に大きな地震が日本を襲った場合、ファンダメンタルズ分析では「震災直後は直近のニュースの影響で円安方向に動くこともあるが、最終的には米ドル円相場では市場最高値を再び更新するのでは?」と言う視野を持って取引をしていくことになります。
テクニカル分析は理系?
ファンダメンタルズ分析について長々とお話してしまったのですが、続いてはテクニカル分析についてお話させて頂きますね。
テクニカル分析の特徴は?
次に、テクニカル分析の最大の特徴として、『チャート』と言って相場の変動を示しているグラフを用いることで、『視覚的に相場を捉えることができる』というポイントが挙げられます。
テクニカル分析では、ファンダメンタルズ分析のように過去の出来事やイベントなど数値的に評価することが難しいものを排除して相場を見ていくことになるため、当然、現在の相場への理解も早くなります。 テクニカル指標の読み方
また、イメージしていただければ分かるかと思うのですが、過去何年分も積み上がった新聞を読み相場を分析するのではなく、目の前に表示されているグラフを見て相場を分析する訳ですから初心者にも始めやすい分析方法となります。
IT系だとさらに分析に強い?
テクニカル分析の1つのゴールとして、IT関係のお仕事をされていらっしゃる方が目指されることが多い『相場を機械的に分析して投資していく』と言うトレーディングスタイルがあります。
例えば、移動平均線やRSIといった、テクニカル指標と呼ばれる相場分析ツールを改造や自作して、取引に利用される方もいらっしゃいます。
そして最終的には、相場に対して個人の考えや主観などが完全に入らないようにするため、『自動売買プログラム』などを作成して、人に代わって100%機械が取引をしているケースもあります。
また、最近では機械学習が容易にできるようになったことから、AI(人工知能)をトレーディングに利用される方も増えてきており、テクニカル分析を極めてくると、そうした「自動取引やAI取引まで視野に入ってくるよ!」と心の隅に留めておいていただければと思います。
テクニカル分析の情報量
テクニカル分析は、初心者トレーダーにとって入りやすいのは言うまでも無いのですが、注意点として「先は物凄く長いよ!」と言うことも覚えておいて頂けたらと思います。
毎秒単位で積み上がっていく相場データは膨大な量の数字となるのですが、中・上級トレーダーの中には、コンマ秒単位の相場(値動き)を全て保存・分析・解析して自動売買プログラムを作っていらっしゃる方も少なくありません。
データを保存するだけでハードディスクが1ヵ月で幾つも必要になるため、テクニカルトレーダーは最終的には情報量が勝負になってくることも心の片隅においてください。
相場分析ではどちらも少しずつ
正直、私はニュース人間なので、相場分析は8割ファンダメンタルズ分析、2割がテクニカル分析と言うイメージでトレードを行っていますが、オススメとしては、初心者トレーダーの皆様には、先ずテクニカル分析を軽く体験して頂いて、その後、ファンダメンタルズ分析にも触れていただければと思います。
と言いますのも、テクニカル分析にのめり込んでいくと、途中でどうしてもファンダメンタルズの知識が必要になってくる局面がやってくるためです。
テクニカル分析派の方の中には「ファンダメンタルズ分析は全く必要ない。値動きが全て物語っている」とおっしゃられる方もいらっしゃいますが、ファンダメンタルズ分析は経済勉強にもつながりますので、学生の方にとっても経済感覚を養う上でとても有益な教材だったり致します。
【注意事項】 テクニカル指標の読み方
この記事は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。
また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。
投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
この記事をシェア
新しい記事
起業家/投資家。オーストラリア大手通信事業でのセールス時代にリーマンショックを経験。
『汗水流した給与も為替の影響で一瞬で半額になること』を知り、学生時代から始めたFXの世界へ本格参戦。
短期売買でエントリーしたポジションをスイングや長期ホールド型に伸ばすトレードを得意としています。
コメント