※三井不動産株価推移 (チャート提供:GCハロートレンドマスター)
【これぞFXボリンジャーバンドの本質だ】チャートテクニカル分析での見方・使い方について徹底検証!!
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ボリンジャーバンドとは?
このボリンジャーバンドは、移動平均線(MA)に数学や統計学で使われる「標準偏差」や「正規分布」の考え方を取り入れて、ジョン・ボリンジャー氏によって考案された トレンド分析のテクニカル指標 である。
ボリンジャーバンドは、「正規分布」や「標準偏差」の考え方をもとに、相場の動くであろう範囲を予測する指標だということも言える。
標準偏差は一般的にσ(シグマ)で表される。
ボリンジャーバンドの構成要素
ボリンジャーバンド構成要素解説の図「マックス岩本講義動画」より
ボリンジャーバンドの特性
ボリンジャーバンドの正規分布とは
正規分布とは、統計の基本となる最も重要な確率分布のことである。
さらにかみ砕いて説明すると平均付近が最も高くて平均から離れるにつれて穏やかに低くなっていくような 左右対称の釣り鐘型の分布のこと をいう。
正規分布の図
ボリンジャーバンド最大の注意点1
上記で述べた正規分布の原則は、基本的にレンジ相場のような価格が平均した相場には当てはまるが、価格が大きく変動するマーケット価格には当てはまらないので注意を要する。よって、ボリンジャーバンドのエントリータイミングは価格が下方向なら+2σのタッチで売って上方向なら-2σのタッチで買いではない。
ボリンジャーバンドの誤った使い方の具体例
解説用チャート①の場面
解説用チャート②の場面
解説用チャート③~④の場面
解説用チャート⑤の場面
解説用チャート⑥の場面
解説用チャート⑦~⑧の場面
ボリンジャーバンドの標準偏差
+1σ~+3σのそれぞれの解は、ミッドバンドの値にそれぞれ標準偏差の1倍~3倍を加えたものとなり、-1σ~-3σのそれぞれの解は、 ミッドバンドからそれぞれ標準偏差の1倍~3倍を引いたものとなり さほど難解ということはないが、唯一難しいポイントは標準偏差の計算式である。
↓↓↓ 標準偏差の詳細についてはこちらをクリック ↓↓↓
ボリンジャーバンドが標準偏差によって教えてくれること
①ボリンジャーバンドの中央線(ミッドバンド)が示すマーケットの方向性
②±1σ~±2σのバンド幅から見るボラティリティの大きさによるバンドの形
aスクイーズ(squeez)
バンド幅が最も縮小した状態 のことをいう。
相場の ボラティリティが最も低い状態 で、相場では買いと売りが交錯するが、その均衡が保たれている状態になっている。
相場の大きな動きを生むエネルギーがどこかに溜まっているため、 新たなトレンドの発生を知らせるシグナルとなる 。
スクイーズとは、「押しつぶす」などの意味があり、その言葉の通り、レンジ帯の中で2本のバンドがローソク足をまさに押しつぶす形になっている。
bエクスパンション(expansion)
aからcに移行する間のバンド幅の拡大局面でなおかつボラテリティが拡大している状態をいう。
ちなみにエクスパンションとは、expansionと記述し、「拡大、拡張、膨張」という意味の言葉である。
バンド幅の最大拡大の局面 を指す言葉で、 相場のボラティリティが最も高い状態 を意味する。
正しいボリンジャーバンドの見方
下記の画像のように、枠が外側に行けば行くほど数字があがり、
内側に行くほど数字はマイナスになっていきます。
上の画像の解説通り、 BBはσにぶつかったら内側へ反転する確率が高い とされているものですが、ではぶつかれば全部内側へ戻るのかといったら、そうではありません‼️🙅
BBにも特徴のある形状があり、
その形状によってはそのまま内側へ価格を戻さずブレイクしていく可能性もあります。
金ちゃん
BBのσ幅は人それぞれですが、金ちゃんは2σと2.5σの2つに設定しています👏
そして ①の黄色の点線 をよく見てみてください。
BBが完全に平行になっています。
そのため、赤矢印のように そのまま一気に突き抜けて下落する可能性は低く 、ここで逆張りの買い ボリンジャーバンドの見方 (ロング) で利益を出すことが可能です👍
では、少しでも斜めになっている 傾斜のある壁にボールを投げるとどうでしょう? ボリンジャーバンドの見方 🤔
ボールはまっすぐ自分のところへは戻ってこず、そのまま投げた方向へ転がってしまう可能性がありますよね。
金ちゃんがこのBBの手法で逆張りをする場合は、
必ずBBが平行であること 、そして他にも平行のBBにぶつかった場合のローソク足の確定などを待ってから入るようにしています🙌✨
平行のBBだったので、もしこの②で逆張りをして買い (ロング) を入れた場合、
どこで損切りをするべきでしょうか?🤔
②のローソク足で下ヒゲが長い陰線をつけて、持ちこたえたと思いましたが、 次の足の実体で否定した場合 は、潔く損切りする必要がありますね。
そしてずっと平行だったBBが崩れてしまい、縦方向の形になっていきました。
黄色の点線のように、BBに沿ってローソクが移動していくことを
バンドウォーク と言います。
金ちゃん
この場合、ローソク足がBBにぶつかったから逆張りしていい
という風にはなりません🙅 (というかぶつかったと解釈しない)
このBBの形は下に流れて行っています。
跳ね返ってくる確率の高い壁の傾斜ではないことは一目瞭然 ですよね😮💦
BBだけでトレードすることはできませんが、
ローソク足+BBなどの組み合わせで利益を上げていく方法はとても有効です。
そのためにも、まずはBBの形を研究し、
特徴をよく理解することが大切です☝️
もうボリンジャーバンドの確率に騙されない!バンドが機能しない理由と順張り方法を徹底解説!
インジケーターまとめ
しかしながら、相場の見方を変えてみたり開発者のジョン・A・ボリンジャーの考え方を参考にすると 逆張りではなく順張りとして使われる ことが多かったりもします😊
ボリンジャーバンドのバンド内に収まる確率は、 偏差3であれば99.73% と言われていますが果たして本当でしょうか?
- ボリンジャーバンドのバンド内に価格が収まる確率の信憑性
- バイナリーオプションでボリンジャーバンドを使う際の相場の見極め方
相場の状態を表すボリンジャーバンドの3つの見方
まずはボリンジャーバンドを使う上で欠かせない 相場の状態を表す特有の見方 を知っておきましょう💡
- 偏差1(±1σ)=68.3% の確率でバンド内に価格が収まる(とされている)
- 偏差2(±2σ)=95.5% の確率でバンド内に価格が収まる(とされている)
- 偏差3(±3σ)=99.73% の確率でバンド内に価格が収まる(とされている)
- ミドルライン=移動平均線と同じ機能!
- ①スクイーズ→上下のバンドが縮まる現象
- ②エクスパンション→上下のバンドが一気に広がる現象
- ③バンドウォーク→バンドに沿ってローソク足が形成される現象
①相場が収縮した状態をスクイーズと呼ぶ
スクイーズは直訳すると「搾る・押しつぶす」といった意味があり、 レンジ相場のように値幅が小さく方向性が曖昧な状態 を指します💡
しかしながら スクイーズの後に必ず勢いが増すということでもない ので、情報を鵜呑みにしないようにだけ注意して下さい^^
- スクイーズ後に必ずエクスパンションするわけではないので要注意。
- 方向性が出ているかどうかはチャートの値動きやボリンジャーバンド全体を見て判断する!
②相場が拡大した状態はエクスパンションと呼ぶ
スクイーズの状態からエクスパンションが発生する可能性が高く、 トレンドの初動に見られることの多い現象 です💡
③エクスパンション中の値動きはバンドウォークしやすい
原則エクスパンションから相場がそのままトレンド化し、 広がったバンドに沿ってローソク足が形成される現象をバンドウォーク と言います🍀
バンドウォーク発生時は値動きが一方向に推移している状態なので 順張りで狙っていくのがセオリー です😊
- バンドウォーク発生中は、バンド幅が縮まる前であれば一方向に進みやすいので順張りで狙う!
- エクスパンション後にバンド幅が小さくなり始めるような兆候が見られた場合、早めに決済を済ませる(転売)ことで資金を失うリスクを防ぐリスクヘッジになる💡
こうして特徴を把握しておけば「値動きが小さい状況だからトレードできない…」といってガッカリするのではなく、これからトレンド化するために力を蓄えているんだ!という視点で、 今の値動きの一歩先を考えながら相場を見ること ができますね😊
ボリンジャーバンドの確率は破綻している!?
バンド内に価格が収まる確率は 正規分布 という考え方を用いて算出するのですが、それが相場に適していないんです^^;ボリンジャーバンドの見方
Q, 正規分布とは?
A,同じ条件下で得られたバラツキのある事象の発生頻度を調べてみると、中央の値の発生頻度が最も多く、それを中心に左右対称で発生頻度が少なくなる(釣鐘状になる)という現象の事です。
引用元:Urban Cafeteria
引用した文章で注目して欲しいのが “同じ条件下で得られたバラツキのある事象” というところ😊
値動きが正規分布として確率を算出することに問題がある
- 取引時の各通貨の価格(レート)
- 過去チャートから得られる今までの値動き
- トレーダーの心理的要因
- 経済指標などのチャート外からの外部的要因
- 重要人物による発言
- 通貨を発行している国の経済状況
- 自然災害
つまり、 ボリンジャーバンドの見方 値動きは同じ条件下で変動していない ということが分かりますね😊
正規分布としてボリンジャーバンドは捉えることが出来ない
- 外部的要因が多く含まれる為替相場では同じ条件・環境で取引できない ボリンジャーバンドの見方
- 相場には連続性があるため、バラバラな(独立した)事象としてカウント出来ない
つまり、 相場は正規分布として捉えることが出来ない んです😳
要は 使い手の理解度によってテクニカル分析時の貢献度も変わってくる ので、ボリンジャーバンドの特性をしっかりと知っておくと良いですね(*´∀`)
テクニカル分析に正しく役立てる5つの手順
①スクイーズが発生している相場に絞って値動きを読みやすくする
スクイーズ中は価格に勢いがなかったり方向性が曖昧な相場を指しますが、できれば一定の価格で値動きが続いている ボックス相場 であったり 停滞相場 ボリンジャーバンドの見方 だと値動きが読みやすいです💡
ボックス相場の例 停滞相場の例 ②-1ボックス相場であればそのまま逆張りで仕掛ける
ボックス相場のメリットは 天井や底が意識しやすい 点なので、一定の値幅に近づいた(もしくは越えた)時に進行方向と反対に逆張りを仕掛けます💡
②-2停滞相場であればエクスパンション→トレンド形成まで待つ
裏を返せば バンドウォークが始まるまでは根拠が薄くリスクが大きい ということなので、無闇矢鱈とエントリーするのは控えましょう(*^^*)ボリンジャーバンドの見方
③ボリンジャーバンドで順張りを狙う時は下位足の値動きから見極める
④ボリンジャーバンドのミドルライン(移動平均線)を基準に順張りを狙う
狙い方はめちゃくちゃシンプルで、 ボリンジャーバンドのミドルラインから相場が進む方向に合わせて エントリーを狙っていきます🍀
⑤±2シグマにタッチは無視でOK!ミドルラインから押し目買い!
ボリンジャーバンドは順張り・逆張りどっちにも使えるがキチンとした理解が必要
ざっくりとまとめると ボリンジャーバンドのバンド内に収まる確率はあてにならないが、3つの見方を知って正しい使い方をすれば順張りにも逆張りにもテクニカル分析時に役立つ! ということになりますかね😁
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2.ボリンジャーバンドの±2σ突破によるサイン
※三井不動産株価推移 (チャート提供:GCハロートレンドマスター)相場の上下両端にある赤い線が、+2σ(上)、-2σのラインです。
バンドの中に収まろうとするかのように、飛び出した相場はことごとく逆方向へ動き始めます。
また、それらがどこまで反発しているかを注意深く見てみてください。1σ分だけ戻っているもの、中央の移動平均線まで戻っているもの、 反対側の2σラインまで急激に大きく動くもの、 このように、ボリンジャーバンドで描かれる±1σ、±2σが、 値動きの幅を予想する、サポートやレジスタンスを意識するツールとしても 有効であることが分かります。
しかし、大きな相場を迎えようとする場面では、±2σのラインを少し飛び出すくらいの勢いが 継続して出現することが多く、レンジの外に出てしまったことが、すぐさまトレンド転換を示す 明確なサインとなるわけではありません。
3.ボリンジャ-バンドで相場の大きな流れを捉える
ボリンジャーバンドを描画させて相場を眺めると、大きな上昇・下降トレンドのときに、 相場がどのような特徴をもって動いているのかがよくわかります。
下のチャートは、日経平均が10000円台から17000円台まで急上昇する様をとらえています。
※大きな上昇トレンドを描く日経平均株価 (チャート提供:GCハロー)ボリンジャーバンドの+2σラインを超える水準というのは、 統計学的には発生確率5%程度しかないことになっていますが、実際にはそこまでの統計をとった 指標にはなっていません。(参照数値が少なすぎるため、データが正規分布していません)
わずか数日間、数週間のデータから計算していますので、ある程度の目安という以上の 信憑性は備えていません。表示はされていませんが、5σまで上昇した、-4σまで下落した、 などということも起こりえるわけです。さて、強いトレンドが発生したときの特徴ですが、上図チャートのように+1σと+2σの間を 縫うように上昇していることが見てとれます。ほどよく過熱した相場が保たれていることが ボリンジャーバンドの様子からもわかるというものです。時折、押し目を迎えますが、 +1σまでか、あるいは移動平均線近くまででストップし、あらためて上昇しています。
・移動平均線を越えてトレンド転換
・±2σラインに沿って上昇下降
・±2σを超えて行き過ぎると逆方向へこの3つの動きを繰り返すのが、 ボリンジャーバンドでみた典型的な相場のパターンであるといえます。
ただ、前述したように±2σを超えたからといって、必ずしも途転すべきとは限らない点は 注意が必要です。他のシグナルと組み合わせるなどして、自ずから信頼性を高めることも 必要であることを付け加えておきます。
※シェブロンのチャート (提供:GCハロー)4.ボリンジャーバンドの特徴的な動き
最後に、ボリンジャーバンドで見た場合の、特徴的な相場の動きについて いくつかのパターンを取り上げておきます。
次のチャートは長い下落局面での動きです。
値のほとんどが、-1σ~-2σの間に収まるようにして下落し続けています。
※オーイズミの長い下降トレンド(チャート提供:GCハロートレンドマスター)次のチャートは、相場のトップおよびボトムにおいて、ローソク足にそれぞれ 上髭、下鬚が出現しているパターンです。ボリンジャー氏は、ボリンジャーバンドの分析に ローソク足そのものの分析を重ね合わせて考えることで、より信頼度が高まると指摘しています。
※日油の上髭と下髭が転換シグナルと重なった例(チャート提供:GCハロートレンドマスター)次はレンジ相場におけるボリンジャーバンドの特徴です。
-2σと+2σの間を行ったり来たりするように相場が推移しています。
それぞれのラインが、下値支持線、上値抵抗線として機能しています。
※ユニチャームのレンジ相場(チャート提供:GCハロートレンドマスター)次は強い上昇トレンドが現れた際に、+2σ突破だけでは売り転換のサインとはならないことを
端的に示したチャートです。レンジ相場の場合は、+2σラインが上値抵抗線として
機能していましたが、上昇トレンドや下降トレンドなど、ひとたび大きなトレンドを形成するや否や、
+2σラインは単に程よい過熱ゾーン” を示すかのように存在しています。
ボリンジャーバンドは、レンジ相場では逆張り指標として、 ボリンジャーバンドの見方 トレンドを描く局面では順張り指標として活用できます。
※コープケミカルの+2σ突破連続な相場(チャート提供:GCハロートレンドマスター)次いで、大相場が崩れるときの様子です。
逃げ場がどこにあるのかを見る際にも、ボリンジャーバンドは活用できます。
+1σラインを割り込む、中心線である移動平均線を割り込むなど、 トレンドの終焉を知らせるラインが存在します。
※ソフトバンクの大相場(チャート提供:GCハロートレンドマスター)最後はバンド・ブレイクアウトの典型的な例です。
相場にあまり変化がなく、おとなしい値動きが続くと、ボリンジャーバンドの幅も狭まってきます。
そうして一段と狭まってきたところで、一気に相場が上下いずれかに爆発するようなことがあります。
いわゆる「保ち合い放れ」ですが、相場のエネルギーが溜まっているところへ、わずかな動きでも ±2σラインを突破して、トレンドを形成し始めることが多いようです。
※京阪電鉄の上放れ相場(チャート提供:GCハロートレンドマスター)実践編-ボリンジャーバンドの収縮
現時点でのドル円時間足チャートです。
ボリンジャーバンドは24時間で描画しています。
赤丸をご覧いただくと明確ですが、ボリンジャーバンドが収縮してきています。バンドの拡大はトレンドの発生を、バンドの収縮はトレンドの終焉および転換を示すことが多いようです。バンドの収縮により、底打ち反転を予想。
とはいえ移動平均線がまだ下向きで、いったんは平均線を壁に値がはね返されて押し目を作りつつ、やがて上昇に転じるというシナリオが浮かんできます。実践編-「-2σ」到達からのシナリオ
以下はドル円の時間足チャートですが、ボリンジャーバンドの-2σラインを超えてやや戻してきたところです。
シナリオとしては2つ考えられます。 ボリンジャーバンドの見方
上がるか、下がるか、です。なんとも頼りない、当たり前のシナリオなのですが、致し方ありません。
-2σに沿って下落するという下降トレンド発生の起点となるか、それとも行き過ぎた値が修正されて反発することになるのか、どちらかのパターンが多いです。無理せずに、もう1~2本、どのような足で推移するのかを見てから判断しても遅くはありません。実践編-「+2σ」ゾーンでの高値更新
ユーロ円の時間足チャートにボリンジャーバンドの±1σ、±2σを描画しています。 ボリンジャーバンドの見方
移動平均線は24時間です。+1σ~+2σの間に位置して、なおかつ、直近高値(黄線)を抜いて推移しています。
移動平均線(緑線)も上向きですから、判断としてはこのまま上昇トレンド継続となります。
ただし、+1σラインを割り込んだところでは警戒が必要です。それまでは買いのポジショニングで構いません。実践編-「-1σ」と「-2σ」の間に位置しはじめたら
下はニュージーランドドル/円の時間足チャートです。
ボリンジャーバンドは24時間移動平均線に±1σ、±2σを描画しています。
下落トレンド入りがはっきりしてきたかのような状態です。-2σを割れることなく、緩やかに下値を切り崩していくようなゆっくりとした相場が続けば、思いのほか長続きする下落相場になるかもしれません。
急激に下がって、-2σを割りこむようであれば、そこからの反発には警戒が必要となります。
24時間移動平均線が完全に下向きのトレンドとなるまでは、気を緩めずに見守ることが必要です。実践編-ボリンジャーバンドの縮小停滞
下はユーロン相場の週足チャートです。
相場自体の方向性が今ひとつ定まらないまま、レンジがどんどん狭くなってきている状況です。
ボリンジャーバンドも当然、その幅を狭めて相場の方向が出始めるのを待っているかのようです。
数週間後にやがて上下どちらかに動くにふさわしいニュースが出て、急激にバンド幅が広がっていくことになると思われます。
そうなれば大きなトレードになりますので、ユーロ円でのデイトレも、より一層エキサイティングなものになっていくことでしょう。
それまであともう少しの辛抱です。
ちなみにどうしてもここで判断しなければならないとしたら、移動平均線が上向いていることから、上放れを予想します。実践編-値動きに注意すべきパターン
豪ドル円相場の1時間足チャートです。24時間移動平均線と±1σ、±2σのボリンジャーバンドを描画しています。
緩やかながらもしっかりとした下落トレンドにあります。
しかし、直近の値動きだけを取り出してみると、ほぼ横ばい相場となっています。
移動平均線の向きやバンドと値の位置関係からすると下落基調が崩れているとは言えないのですが、反転する手前の独特な動きの1つのパターンであるともいえます。
上下どちらに動いてもおかしくない、ということを前提に、ただちにロスカットできるポイントで相場に入っていく必要があります。実践編-「+1σ」~「+2σ」ラインの間に位置する相場
・反転上昇して+2σに到達
・いったん下落して押し目を形成
・再び高値を更新して
・+1σラインよりも上に位置して推移中上昇トレンド入りへの重要なポイントをクリアしたこの相場が、このまま上昇していく確率はかなり高いと踏んで、トレード参戦することができます。
とはいえ、+1σライン近辺、移動平均線近辺など、なるべく安いところで仕掛けることも必要です。
なお、+1σラインを割るようなことがあれば、あるいは移動平均線を割るようなことがあれば、もちろん損切りとなります。実践編-下降トレンドの中での売り参戦ポイント
実践編-サポートラインを意識する
下はドル円の1時間足です。
24時間移動平均線が下を向き始め、-2σラインに沿って下落を開始したという典型的な加工トレンド入りパターンです。
ただ、前回安値をサポートラインと考えると、下値のメドはかなり近いポイントにありますので、そこではね返されないかどうかを注意深く見ておく必要がありそうです。打診売りから入って、サポートラインブレイクでポジションを増やしていくような方法も考えられる局面です。実践編-前回安値のブレイク
下はドル円の時間足チャートです。-1σと-2σによるバンドの間を縫うように下落しています。
黄線で示すように、前回安値にいったん跳ね返される場面がありながらも、移動平均線近辺であらためて下落に転じて(黄丸印)、サポートラインたる前回安値をブレイクし、下落が勢いづいています。
まだ-1σ~-2σのバンド内に収まりながら推移していますので、さらなる下落の可能性も残っている場面です。-1σを上回るようでしたら、反転上昇を警戒し始める必要があります。実践編-上昇トレンドを捉えるポイント
実践編-上昇トレンド継続のパターン
ドル円の時間足を描画しています。少し前のところで米雇用統計発表の瞬間に大きな上下のブレがありましたが、結局は元の木阿弥となって、上昇トレンド相場が継続しています。
基本的に+1σ~+2σの間を縫うように上昇を続けていて、ボリンジャーバンドの向きや開き加減にも安定感があります。
今のところ崩れる兆候が見当たらないので、かえって仕掛けにくい状況です。92円あたりで仕込んでいた場合は、安心して上昇トレンドを眺めていられる場面です。前回高値に近付いていますので、そのラインをブレイクしようとする手前で変化が現れるかどうかには注意が必要かもしれません。実践編-時間軸の異なるチャートで判断を助ける
下はドル円の時間足チャートですが、移動平均線を挟んでのボリンジャーバンドがほぼ横ばいとなっています。
長らく続いた上昇トレンドが崩れたものの、-2σラインから切り返してちょうど移動平均線まで到達しています。
移動平均線近辺に値があって、しかも移動平均線が横ばいであるということは、高くもなく、安くもないということですから、ここではほとんど何も判断できません。そこで日足チャートを参考にします。すると、およそ5ヵ月間続いている下落トレンドの最中であることがわかります。
細かく見ると、日足ベースでは、-1σ~-2σラインの間の上部、-1σライン近辺に位置していて、下落トレンドが続くのであれば、売り仕掛けには都合のいい高値であると見ることもできます。
移動平均線あたりまでの反発や、ここで下落トレンドが終わるリスクを考慮した上でのポジションメイクをしておこうか、と考えることができます。実践編-上昇トレンド中の迷い
下はユーロ円の時間足チャートですが、きれいな上昇トレンド入りを示しています。
前回高値をわずかに抜いたところで上髭がでていますので、少し跳ね返された感はありますが、+1σラインを割れない限りは安心して上昇を期待できるチャートです。
しかし、高値を取ってすぐ上髭が出る状態はあまりよい形ではありませんので、この後のローソク足の形状には注意が必要です。 トレンドを信じるのであれば、いかに安く仕込めるかに注力し、トレンドが崩れることを狙うのであれば、いかに高いところで仕掛けられるかに注力することになります。+1σ~+2σのちょうど間の、中途半端なところで動かないことが大切です。実践編-「±2σ」突破のあと
下はドル円の日足チャートにボリンジャーバンドを乗せたものです。大きなトレンドやレンジがきれいに浮かびあがっています。
要所要所で±2σラインを突破あるいは到達し、そこから反騰・反落を繰り返してレンジを形成しています。
±2σを行き過ぎた値であるとして逆張り指標とすることが、ボリンジャーバンドのメジャーな利用法として親しまれている理由がとてもよくわかるチャートです。実践編-レンジでの動き
ドル円の時間足ボリンジャーバンドです。緩やかに上昇してはいますが、基本的にはレンジ内での小動きといった様子です。
+2σと-2σ、それぞれからの反転場面で売り買いを行うことになります。
±1σ内に収まっているうちは静観するしかない相場です。
レンジの高値安値を拾うトレードだとしても、この場合、値幅は1円近くありますから、十分なトレードとなるでしょう。実践編-上昇トレンド入りの予兆
ドル円の時間足チャートにボリンジャーバンドを描画しています。
少し手前で-1σに到達して反発、さらに移動平均線まで下げてから反発という、粗い押し目をつけた相場となっていますが、現段階では+1σを突破して上昇トレンドゾーンに入り込んでいて、上昇トレンド入りの典型的なパターンは踏襲しています。
+2σを大幅に突破することもなく、緩やかに上昇ゾーンを推移するようであれば、息の長いトレンドを形成する可能性があります。
それを確認するためにも、上昇トレンドゾーンでのもう2~3本の足の出現が待たれます。実践編-底割れを試す展開
実践編-目先の上昇を想定した売り
ユーロ円の日足ボリンジャーバンドです。
-2σを大きく割り込んでからの反発で、ちょうど-2σの内側に戻る格好となりました。
ここからの基本的なシナリオは3つあります。 1.上昇に転じて+2σまで上昇 2.多少反発するも-1σラインあるいは移動平均線ではね返されて再び下落 3.このまま-1σと-2σの間を縫うようにして下落 この時点でズルズルと下落が続くと確信するには至りませんので、全力で売り仕掛けることはありません。
下落を期待しているにしても、目先は上昇していくことを想定しながら、ポジショニングをしていくとよいかもしれません。実践編-下落トレンド終焉の予兆
ドル円の日足チャートです。
ボリンジャーバンドでは、きれいに下落トレンドを捉えています。
+2σ突破で売り、その後、何度かの戻りを演じながらほぼストレートに下落しています。
直近では-2σ割れを起こすと同時に急反発して-2σの内側に入り込む、長い下髭を作っていますから、目先の下落期待がやや後退していると読めます。
移動平均線までの戻りを1度経験していますので、徐々に相場が落ち着いていったん底値を固めようとする動きが出るかもしれません。実践編-月足での相場の大勢確認
月足でみた英ポンド円相場推移です。これほど急劇なポンド安(対円だけでなく、対ドルでも急落しています)であったことに、今さらながら驚くほどです。月足で見てもほぼセオリー通りにボリンジャーバンドが機能しています。 ボリンジャーバンドの見方
現在の戻りが、単に戻りで終わってしまうのか、それとも反転への道筋なのかは、年内の動き次第で来年を占えるくらいの、気長なチャートです。
いつ、どこに、どんなチャンスがやってきそうなのか、事前に心の準備をしておくために、長い足でのチャートを参考にしておくとよいかもしれません。実践編-反転の見込み
-2σと-1σの間、行っても移動平均線までというレンジを守りながらの下落の転換点はどのように現れるのでしょうか。
少し手前で-2σを大きく割り込んだところがありましたが、そこからは発する様子もなく、平穏に下落トレンドの中へと収斂していきました。
下げすぎることで、売り方の利益確定を誘うことができれば、そこで市場の思惑が多少は変化してくるのですが、買いを狙うのであれば、今はそのときを待つしかありません。それもこれも、ボリンジャーバンドが教えてくれます。実践編-上方ブレイク
ドル円の時間足です。24時間移動平均線とボリンジャーバンドを描画しています。
揉み合い後に情報ブレイクしています。日本の機械受注が市場予想よりも低い伸びだったことを受けての円売りのようですが、その動きは、発表直前から出ていました。 これによって、この日の円相場の流れが出来上がる可能性があり、さすがに+2σを大きく突破した状態が続くとは思えませんが、いくらかの期間、上昇トレンドが続くことを予見させます。実践編-移動平均線を抜けられない相場
ドル円の日足ボリンジャーバンドです。
直近では上昇~横ばいを演じていますが、まだ下落トレンドの中にあります。
とはいえ、この直近4本の動きによって、ボリンジャーバンドも移動平均線も、 かなり横ばい相場らしく、あるいは反転準備を整えつつありますので、 ここから移動平均線超えを達成できれば、本格的な上昇も見込めることになります。
反面、抜けられずに-1σの中に入り込んでくるようなことがあれば、 それはまた下落トレンドが継続するということにつながります。
ここ数日間の動きには注意が必要です。実践編-トレンドか、ブレか。
ユーロ円の日足チャートです。21日移動平均線とボリンジャーバンドをあてています。
ここのところユーロの動きが活発ですが、上昇・下落に勢いがあるものの、 結局のところ幅広いレンジの中で、+2σと-2σを行ったり来たりしているだけです。
明確な、長いトレンドが存在しているわけでもなく、混沌としています。
上か、下か、ブレイクするのはいつのことでしょう。
こうして幾度レンジを抜けられなかったとしても、でも、 いつかやってくるブレイクは、必ず±2σにタッチしてから放れていきます。
押し目や戻りといった足跡も、必ず残していきます。実践編-上放れのち下落か
実践編-+1σ~+2σゾーンに突入
実践編-急劇な移動平均線割れ
下はドル円の時間足チャートです。順調に上昇していたドル円相場ですが、週が明けて急劇に下落し、移動平均線をあっさりと割り込みました。
-2σ到達でそこからは反発気味に推移しているものの、移動平均線の向きが下向きになろうかというほどに、時間をかけての下落であることも見逃せません。ここから急反発が待っているのか、小さな戻りを演じながらジワジワと下げて行くのかは、このあと数時間の動きにかかっています。
-1σ、移動平均線といったレジスタンスライン近辺での動きに注意が必要です。実践編-新たなレンジの形成へ
豪ドル円の週足チャートをご覧いただいています。これまでの相場の流れを逸脱して、新たなカーブを描き始めています。
すべては他国に先んじての豪利上げが作り上げている相場です。
ファンダメンタルが触診で、テクニカルがカルテ、と比喩を使って両者の分析が必要だと説いたのは、ある有名なトレーダーですが、両者を組み合わせて考えたときに、ここからの新たな上昇トレンドが、短期的なもので終わるのか、中長期的な流れとして継続し得るのかが、おおよそ見えてきます。
金利以上に正当な投資根拠は、なかなか存在しません。実践編-反落の予兆
ドル円の時間足チャートをご覧いただいています。少し手前の青く印をつけたあたりが、上値の重さや相場の迷いを示しています。
同値付近でのもたつきが長く、ボリンジャーバンドも収縮気味でした。
移動平均線が下を向きかかっていて、いつ反落してもおかしくないような、そんな予感に溢れるチャートでした。
現状は、大きく下落しているとはいえ、あまりに逸脱した(-2σを大きく割り込んだ)水準にあるわけでもなく、下髭が数本確認されるので、そろそろ常識的な範囲内で、ゆっくりと、おとなしく反発してくることが予想されます。
この反落がどこまで続くかは、日足をチェックしたほうがよいかもしれません。実践編-移動平均線から離れる動き
ドル円の日足チャートです。+2σからの反落は+1σで止まることなく移動平均線に向かって落ちてきました。
ちょうどタッチしたかどうかというあたりで、止まりかけているような状態です
。しかし時間足での移動平均線は急降下中ですので、まだまだ予断を許しません。 ボリンジャーバンドの見方
日足ベースで、ここで耐えることなく、-2σまで真っ逆さまに落ちて行き、そしてまた+2σへ反騰するような、レンジを行ったり来たりする相場に変わる可能性もあります。
移動平均線から離れる動き、上昇にせよ、下落にせよ、その動きを捉えることが重要です。【仮想通貨MT4】ボリンジャーバンドの設定方法と使い方
設定は、±1σ(シグマ)、±2σ(シグマ)、±3σ(シグマ)の合計6本の線で設定することがポピュラーです。
売買シグナルは±2σで判断することが多いです。
そして、中心線は移動平均線21が良く使われています。
もともと開発者のジョンボリンジャー氏は20か21を推奨しています。日足ならば5日営業日の4週間分くらいということでFX市場の切りの良い期間となっています。
スキャルピングがメインの短期売買トレードなら、機会損失を少なくするために期間9または10の方がいいというトレーダーもいます。
設定値は自分の売買スタイルに合わせて必要に応じて変えてみるのも手です。ビットポイントMT4の画面解説
BITPOINT(MT4)
1.ボリンジャーバンド±1σと中央線を設定する
BITPOINT(MT4)
2.一つ目のバンドを設定
BITPOINT(MT4)
3.続いて±2σ、±3σを設定
BITPOINT(MT4)
ボリンジャーバンドを使った仮想通貨チャートの見方、エントリー方法
ボリンジャーバンドを使うことで、「レンジ相場」なのか「トレンド相場」なのかを判断しやすくなります。
今回は、その特徴を利用した 順張りトレードの方法に ついて、 実践を元に成功例と失敗例をそれぞれご紹介します。
【成功例】押し目でエントリー
出所:BITPOINT(MT4)
【失敗例】センターラインの反発狙い
しかし、中央線である黄色にタッチして反発することを狙ったのですが、予想に反して突き抜けてしまいました。
そのため損切りしました。関連記事
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