上記の写真に掲載されたグラフでは、最初のほうは下降トレンド、中央部分が上昇トレンドになっていると言えますね。日々の変動のアウトラインを結んだ線を「トレンドライン」と言い、これを見極めることは株に携わる人の必携スキルとされています。
辞書に掲載された意味から乖離しているわけではないけれど、意外な広がりがある「トレンド」という言葉。
「トレンド」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!
トレンドはバブル時代には「トレンディー」(またはトレンディ)として、”流行の先端”や”最新ファッション”などもてはやされる言葉として流行しましたが、現在はトレンドだけが使われ、「トレンディー」はまったく見聞きしなくなりました。
トレンドが一般的には流行として定着しているのに対し、投資や金融では株やFX相場における相場分析や解明で毎日のように使われています。それは、株やFXと投資の種類が変わっても、基本的には上昇トレンド・下落トレンド・持ち合いトレンド(レンジ相場)の三つしか存在しないからです。 トレンドとは
持ち合いトレンドはあまり好まれない表現で、レンジや横ばいなどと呼ばれる事が多く、上下のどちらかに動く流れを「トレンド」とするのが相場では多いです。
トレンドの由来
トレンドの直訳は”流行”で、”流行”は中国からの漢語とされます。物事が川の流れのように広がり知れ渡る事で、良い事だけでなく厄病など悪い事が流行る事でも用いられていました。
昭和のバブルブームの頃はトレンディーが定着していましたが、その後はトレンドが広く用いられ、最近ではSNSブームやキーワード検索の際には、人気ある言葉をトレンドとします。
投資の面では、これもFXブームの恩恵がかなり強く、ネット証券や個人投資家が増えた事で、チャート分析を誰でも行えるようになり、自然と上昇トレンドや下降トレンドが広まりました。
トレンドの文章・例文
例文1. トランプ政権になりトレンドが転換した
例文2. 日本も増税でトレンドが下落に変わるだろう
例文3. 投資はトレンド分析が付きものだ
例文4. 短期と長期取引ではトレンド分析が相反する
例文5. 日本人はトレンドに左右されやすい
トレンドほど投資と投資以外の世界でも、日常的に使われる言葉はないものです。便利で語路も良く、意味も分かり易いのが広まった根幹にあるのでしょう。投資格言では、「トレンドに逆らうな」や「トレンドはフレンド」などがあり、それほど親しまれています。
「トレンド」とは?言葉の意味やネット・経済界(ビジネス)での意味合い
※2016年10月28日のトレンド表示です
ウェブ版ではこんなふうに、地域別のトレンドまで知ることができるんです!
また、googleでは、googleで検索された特定のキーワードの時系列での検索数の推移(「検索ボリューム」と表現されます)を「トレンド」と呼びます。
「青木」で調べてみるとこんな感じ。以下に多く検索されている国や関連キーワードが続きます。
青木は日本だけでなくアメリカや中国、オーストラリアでもよく検索されているみたいです。何故だ…。 トレンドとは
Google Trendsのトップページでは、過去24時間で検索ボリュームが大きく増えたキーワードをランキング形式で紹介しています。(※画像は2016年10月28日のトレンド表示です)
検索エンジンで上位にページを掲載させることが大きな目標となっているウェブ業界において、Google Trendsは必須のプログラムと言えます。
注意すべきは経済界での「トレンド」
株における「トレンド」は、ファッションやキーワードのような「人気」ではなく「傾向」の意味合いで使われます。ご存知の通り、株価は日々上昇したり下降しているものですが、まとまった期間を流れで上昇していると「上昇トレンド」、下降していると「下降トレンド」と表現されるようになります。
上記の写真に掲載されたグラフでは、最初のほうは下降トレンド、中央部分が上昇トレンドになっていると言えますね。日々の変動のアウトラインを結んだ線を「トレンドライン」と言い、これを見極めることは株に携わる人の必携スキルとされています。
辞書に掲載された意味から乖離しているわけではないけれど、意外な広がりがある「トレンド」という言葉。
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